アフリカ（セネガル）の歯ブラシ

待たせない・痛みのない、そして丁寧な治療を心がけています。

林歯科医院：神戸市兵庫区東山町3丁目1-8　078-531-7176

歯科治療にまつわるお話で
１０年くらい昔に書いたものです。
最近の話は、『院長ブログ』を
ご覧ください。

■アフリカ（セネガル）の歯ブラシ
　（04,9,11）

■京都インプラント研究所に
　勤務していた頃（04,11,6）

■インプラントってどのくらいもつの ?
　費用は？（05,3,21）

■カンボジア医療ミッション
　（05,5,13）

■以降はこちらをごらんください

【院長コラム特別編】
私が歯医者になった動機など

歯医者さんは、
なぜ、歯医者さんになったのでしょう？
それが理解できれば歯科治療に対して
より深い理解が示せるようになるかも
知れません？

■私が患者だった頃のお話

「熱いものもしみる･･･？」

■私が歯医者を目指した頃のお話

「あんたは器用そうやから
歯医者がむいてるわ」

■会社を設立した頃のお話

「日本国内一流サイトモール」

太鼓の修行のためにアフリカへ行かれた患者様がお土産に歯磨き用の木の枝を持ってきてくれましたので、アフリカ風歯磨きに挑戦してみました。
アフリカのセネガルでは、歯ブラシや歯磨き粉を売っているけど、大抵の人は歯磨き用の木の枝で「ゴシゴシ、ガシガシ」やってるそうです。その様子はものすごいらしいです。

さっそく私も挑戦してみました！

これが、お土産にいただいた歯磨き用の木の枝です。
どこにでもあるような木の枝に見えますが・・･。
右側は、そのどこにでもあるような木の枝のアップ画像です。

各画像はクリックすると大きく表示されます。

しかし、大きく表示させても、やはり、どこにでもあるような普通の木の枝です。
この木の枝で歯が磨けるのでしょうか？？

次にこの木の枝で歯が磨けるように加工しなくてはいけません。さあ、これを自分の歯でしがんでいきます。

けっこう渋い味がします。さらにぽろぽろと木の皮のかすが口の中に溜まります。それを溜めたままさらにしがんでいきます。木の枝はそんなにやわらかいわけでもなく、歯の弱い人は歯が欠ける恐れがありそうなので要注意です。早くうがいがしたいです。

うがいをすると同時に、指でこすってのこっている皮を洗い流して完成です。

こんな歯ブラシが完成しました。本当にこれで磨けるのだろうか？？　何だか痛そう。
でも、日本だって昔はよく似た方法で磨いていたのだからできないはずはない！！

あれ？！　痛くない。枝の先が歯茎にあたっているのにどうして痛くないのだろう？あれよあれよという間に全部の歯を磨くことが出来ました。
私の歯はまぶしいほど輝き始めました（これはパソコンの仕業ですが・・・）
そして歯の表面はけっこうすべすべになりました。きっと、木の中の何かの成分の作用なんだろう。
キシリトールだって、白樺などの広葉樹の木の成分なんだから、やっぱり自然はすばらしいと再確認。
でも、この形では手がけっこうだるいのも事実。やはりお店で売ってるプラスチックの歯ブラシの形はよく考えてあることも実感。

青山様、アフリカからの楽しいお葉書と木の枝歯ブラシ、本当にありがとうございました。
おかげ様で楽しい経験をさせて頂きました。太鼓の修行もますます頑張ってくださいね。