インプラントという治療法は、現在日本国内において歯を失った後に行われる代表的な処置になってきました。今までは、インプラントという治療法は、最終的な選択肢として位置していたと思います。というのも、本当に長期にわたって機能するのだろうかという不安や、金額的に高いということで後回しにされてきました。
まずは、取り外しの入れ歯や、固定式のブリッジという処置が無難だということで主流な方法でしたが、入れ歯や、固定式のブリッジは、残された歯への負担が大きくなり、いずれは残された歯も痛んでいくという経過をたどっていくことが多く、
次第に歯の数が減っていき、極端に言えば、長年の間に部分入れ歯であったものが、最終的には総入れ歯になっていくという段階を踏んでいくわけです。ただ、この間においても、常に良く噛めるようにフォロ−していくことも可能なのでこのことが決して悪いといいきれるわけではありませんが、最近は、それよりも歯の数が減らないように、歯がなくなった所にはインプラントを入れて残った歯への負担を軽減させて全体の歯を長持ちさせたいと考える傾向になってきています。
さらにインプラント自体も、次第に改良され、長期にわたってうまく機能するようになってきたことが歯を長持ちさせたいという願望に答えられるようになってきています。
ただし、すべての治療にインプラントが可能というわけではありませんので、
正しい審査診断が必要です。
最短のケースで・・・ 審査⇒診断⇒手術⇒抜糸⇒型取り⇒完成 ですが、仮の歯を入れたり、かみ合わせの観察などでさらに回数かかかることもあります。手術後は、インプラントが骨にひっつくまで、1〜6ヶ月の期間が必要です。
その他の処置の間隔は、7〜10日で行ないます。 |